どうも皆さんこんにちは、monshistです。2023ももうすぐ終わりということで、去年のアドカレをちゃんと書いていこうと思います。
去年のアドカレに書いた通り、一年遅れで投稿した人間にはペナルティが入るというルールがありますので、それを回避するための記事なのでさして面白さは求めないで下さい。
じゃあ、今日はどんなアドカレを書くのかというと、栃木に旅行に行った話でも書こうかなと思います。ということで、前回シャコ君が書いた続きを書いていきます
前回のあらすじ
飲み会のノリで決まった二人栃木旅行。旅先が近い場所に安心しつつ、入念なプランの末、Pacifistとシャコは毛刈り隊Aブロック基地へと突撃した。しかし、そこで待ち受けていたのは絶叫マシンの待ち時間に雨が降るという最悪の事態。苦難の末絶叫を手に入れた二人は飲み会の代金をかけた熱いレースを行う。シャコのメガネが途中で亡くなったが、観覧車に乗った先から見える景色にレンズなど必要なかった。メルヘンチック遊園地を無事生還した二人は疲れを癒すため、居酒屋へと足を運んだ。
酒と栃木と馬鹿二人
遊園地楽しかったなぁ~、シャコこの後の予定は?
この後は特にないな、ホテルにチェックインしたら終わりだな。
じゃあ、今回の旅行のメインである酒だな!!お前の奢りだ!よろしく!
あsdfghjkl;:」
こうして二人は駅近くの居酒屋に入ることになる。
いらっしゃいませ!!
(クッキングパパだ…)
店員に案内され席に着いた二人はさっそくメニューを覗き見る。
酒だ~~!!うお~~!!
地酒を見てテンションが上がる二人。二人が何を飲もうか悩んでいると…
………
こちらの様子を伺う一人の男が居た。スーツを身に着けしきりに腕時計を気にしたその男は隣で騒ぐ馬鹿二人を迷惑に思っているのか、二人が黙るまでに何分かかるか測っているようにも見えた。
近くに居た店員を呼び止め、男は会話をした後、隣の二人に話しかける。
私は時間が無くてね。食べられないからこれを君たちにやろう。
そう、男の正体はただの親切なおじさんだった。二人は類まれなる幸運に恵まれ、親切なおじさんからタダメシを頂く事に成功した。ドブネズミのように意地汚く社会の底辺を生きる二人にとっては他人に施しを与えることは決して行わないが、他人から施しを受けられるとなれば靴を舐めることも厭わない。
それでは。
ありがとうございます!!
(タダ飯ゲットだぜ!!)
親切マンからもらった飯を食いながらも次々と料理を注文していく。
いい飯に腹を満たしていると突然店員さんに声を掛けられる
すいません!お客様のバッグ濡らしちゃいました!
店員が飲み物を運ぶ際にお酒を少しPacifistのリュックに零してしまったのだ。だからと言って、気分がいいPacifistにとってはどうでもいいことである。どうせリュックの中にはゴミしか入っていないのだから。
全然いいですよ!!気にしないで下さい!
申し訳ありません、お詫びに一杯サービスします!
マジかよ!最高だぜ!!(ありがとうございます!)
Pacifistはこうして親切マンと店とシャコ、すべての人間から飯を奢られた。
合計で1万3000円です!!
あsdfghjkl;:」
こうして男二人の飲み会は二人の気分を最高潮に高まらせながら終わりを迎えることになる。店を出た二人は駅の近くに予約したホテルに向かう。
(ご、ごくり…)
あまりの廃墟ホテルの見た目に固唾を飲む二人。二人の運命やいかに!
~後編に続く~